SHEET — WORKS / CASE FILE 02
経歴より先に、
音が届くサイトへ。
大阪・本町エリアで教えるピアニスト、黒川雄司さんの一枚。12歳で一度ピアノから離れ、16歳で鍵盤の前に戻ってきた—— その「再会」の物語と本人の音を軸に、肩書きを並べる前にまず聴いてもらう1ページに仕立てました。maru第二号の実クライアントです。
- CLIENT
- 株式会社ENRICH(ピアニスト 黒川雄司)
- 業種
- ピアノレッスン/演奏家の個人ブランド(2024年 会社設立)
- 拠点
- 大阪(レッスンは本町エリア中心・決まった教室を持たない方式・出張あり)
- 担当範囲
- 企画・コピー/サイト設計・実装/写真・音源・映像の整え/ドメイン接続・フォーム開通・公開まで
- STATUS
- LIVE — 公開中 enrich-2024.com

所見 — お引き受けした時の状態
入口がInstagramだけ
発信も連絡窓口もInstagram中心。はじめての人が実力と人柄をたしかめ、 安心して問い合わせられる「正式な場所」がありませんでした。
眠っていた経歴
学長賞、大学院修了、プラハでのマスタークラス——本格クラシックの経歴が、 紙の宣材カードの中に眠ったまま。ネットで伝わる形になっていませんでした。
教室の形が伝わらない
固定の教室を持たず、会場は自由で出張もできる。この身軽さは強みなのに、 説明がないと「どこで習うのか」が分からず、問い合わせの壁になっていました。
設計図 — 引いた線
まず、音から
ページの早い位置に「ある日、ひとりで弾いた音」と題した小さなプレイヤーを置き、 経歴の文字より先に本人の音が届く順番に設計。腕そのものが商品の仕事だから、証明は音に任せました。
「再会」の物語を軸に
12歳で離れ、16歳で戻ってきた。この事実をページの山場に据えました。 「何歳からでも、遅くありません。」という誘い文句が、本人の実体験に裏打ちされる構成です。
料金と仕組みを隠さない
通常レッスンも体験も、金額と条件を台帳のように一覧で。決まった教室を持たず 通いやすい場所で・出張もという仕組みも、文章と小さな地図で丁寧に説明しました。
紙白と金の一枚もの
紙白の地に墨の明朝、差し色は真鍮の金。譜面の罫線をあしらいに、 肖像・音源・経歴・料金・窓口までを1ページに綴じ、迷わせない縦の流れにしました。
納品仕様 — 一枚に収めたもの
写真と文章だけでなく、音源と映像まで整えて掲載。ドメインの取得は図解の手順書をお渡しして ご本人に進めていただき、難しい接続と公開はこちらで代行しました。
音のプレイヤー
本人が録った一曲を、控えめな再生ボタンで。経歴より先に音が届く。
経歴の台帳
学長賞・大学院修了・プラハのマスタークラスまで、金罫の台帳組みで整理。
本番映像の額装
舞台での演奏映像を、小さく額装して掲載。
料金と会場の案内
通常5,000円・体験2,500円(各1時間+施設料)。会場の決め方と出張対応も明記。
三つの窓口
フォーム(送信内容がメールで届く設定まで済み)+LINE+Instagram DM。
独自ドメイン
enrich-2024.com をお客様名義で取得・接続。土台ごとお客様の資産に。
この仕事の意味
人が主役でも
お店だけでなく、「人」のブランドも作れます。演奏家・教室・作家——腕そのものが商品の仕事に、同じ丁寧さで向き合います。
音まで運ぶ
写真と文章にとどまらず、音源も映像も一枚に。伝えるべきものが何であれ、それが一番よく届く形に整えます。
名義はぜんぶお客様
ドメインはお客様名義。手順書を見ながらご自身で取得していただき、接続だけを代行。土台から囲い込みのない設計です。
VISIT — 実物のサイトへ
動いている現物を、
そのままご覧ください。
実際に公開されているサイトです。音を聴いて、物語を読んで、 「うちの仕事なら何を軸にするだろう」と想像しながらご覧いただけたら嬉しいです。